就職をすることは絶対的正義か?

働き方

 

 

 

こんにちは、artist-wです!

今回はですね、世間で一般常識とされている

仕事が何より優先すべきであり、才能やスキルばかりなどが過剰に求められ・

結婚こそして子供を儲けることこそ一般常識における理想像! 

と言う考え方に対して、少々否定的な意見になるかもしれませんが、

疑問を感じる点も否めないので、僕自身の解釈なども混ざっていますが、

このことへの個人的な考え方を述べたいと思います。

 

正社員になるべきか?

 

激動の昭和。

焼け跡がまだ色濃く残る戦後、奇跡的かつ永遠に続くと思われた高度経済期成長。

しかし現在は人口減少が進み、

人間だけの力では経済を回しきれなくなる危険性を孕んでいますね。

そして更に経済が回せなくなった分、

今後の動きとして減給、倒産、リストラのリスクもますます上がるでしょう。

経団連の会長も終身雇用は維持できないとはっきり述べ、国が同一労働同一賃金制度

導入して正規雇用、非正規雇用の区分を無くしいつでもクビを切れる状態にしたり

主に大企業が早期退職をさせるなどして、企業の負担を減らすなどの

対策をとっています。

そして労働力が少なくなった分、

AIに任せられることが出てくるのであれば人間が行っていた既存の仕事をより無くして、

365日半永久的に働け、コストも電気代のみ、しかもミスもない機械を導入して行くようになると思われます。

 

ところで皆さんは生きていく上でこれだけは正義だ!と言うのはありますか?

物資を大量生産をして昔ながらの教育方法を、そのまま導入・実践しているのが

かつての高度経済期成長期の教育の名残だと思っています。

 

その名残の影響で、一身に働きお金を稼ぐことのみ

(※一身に働いて戸建てを購入するといった昭和あるある)が正義だと世間では言われがちなのかと

思いますが、一体何故この考え方が広まってしまったのか?と言う原因を僕なりに考察し

調べてみました所…

ある2つの出来事が考えられるのではないかと言う結論に達しました。

 

 

それは….

 

 

 

 

 

 

 

かつて日本が戦後復活する大躍進ともなった高度経済成長期と安定成長期を経て、

日本の経済がピークに盛り上がってたバブル経済による異常な好景気が関係しているので

はないかと思いました。

 

高度経済成長期とは?

 

この出来事は、戦後敗戦国となって街なども空襲などでボロボロになってしまった

日本軍でしたが、アメリカなどの国々が日本の技術の高さや勤勉さ、見事なまでに

統率された民衆や軍隊などを評価して、日本の良い部分を残した上で復興のチャンスを

与えたのがきっかけとして起こったようです。

この当時の経済成長は世界でも東洋の奇跡とも呼ばれるほど見事な物であったらしく、

多い時で経済成長率が時に26%も伸びたという世界でも稀に見る成長率を

誇っていたようで、このため当時の日本は資本主義国家で世界第2位の

経済大国へと成長したそうです。

この時代に生まれたものとして三種の神器と言われるテレビ、冷蔵庫、洗濯機

更にカラーテレビ、クーラー、カー(車)などもこの時代に生まれました。

この時代は今の時代とは違い、物を大量に生産することで、大きく経済が活性化し、

働いたら働いただけお金もどんどん回って稼げる時代だったのではないかと

思いました。

そして都市部に人口が集中し、経済もどんどん成長する中で、サラリーマンも増加し

労働力不足に悩まされたことから雇用を流出させず、確実に確保するために

今でも続く終身雇用、年功序列などの賃金体制が確立していきました。

この影響により貧困だった人はみんな中流階級となって、就職をして仕事に励み

家を持ち、車を持ち、9割が結婚して子供がいるという今でも言われる

日本の常識が生まれ1億総中流時代となって、現在でも信じられている

今の日本の風潮を作った原点だったのかもしれません。

特に日本人は勤勉で真面目、上の言うことをよく聞いて働く、

しかし保守的で変化を苦手とし現状を維持したがると言う点は歴史的に振り返っても

その傾向は強いのではないかと思います。

この時の時代は歴史的な目でいえば大きな変革することなく安定して生きられた

江戸時代や平安中期のような時代だったのかもしれません。

 

バブル経済とは?

高度経済成長期よりも時は離れていますが、この時代の日本の経済状態は

半端ではなかったそうで、高度経済成長期の再来と言われるほどでした。

その凄さはボーナスが札束を立てられたほど貰っていた、

正社員の就職が高級料亭で面接を行う、リゾートをしながら会社の説明会を聞く、

会社側が囲い込みを行なって新入社員の大量確保、

クリスマスやお祝いごとにはブランドバックや宝飾品のプレゼント

高級ホテルの宿泊など今では考えられないことが当たり前として行われていました。

原因は土地の資産価格の急激な高騰、それに伴う異常な好景気

などによるものであったと言われています。

しかし本来の価値に見合わない価格で高騰し続けたため、地価や株価の異常な高騰を

抑えるべく政府や日本銀行は引き締め策を行い、その金融政策が元で

バブルは崩壊してしまい、失われた20年と呼ばれた時代となりました。

このように戦後からバブル崩壊の時期まで順当に経済が右肩上がりに上がっていたため

しっかり働けば生活も保証され、年数を重ねるごとに給料もちゃんと上がり

退職金や年金もしっかりもらえ老後も安泰に

暮らせるものとして正社員制度に基づく終身雇用、年功序列制度はこの時代には

最適なものとして機能し続けたのかもしれません。

特に高度経済成長期やバブル経済の時は世界でも1〜2位を争うほどの勢いで繁栄したため

これならいつかまたうまくいくと思い、かつての栄光を再び取り戻さんと

躍起になり過ぎてしまったのかもしれないです。(今は方針を変えて行っています)

 

これからの時代は昔よりも経済が停滞してしまい少子高齢化が進み、人間の力だけでは

経済は回しきれなくなると予想しています。

(厚生年金なども枯渇していく可能性極めて大です)

 

今の生活は保守的で変化を苦手とし、現状維持な姿勢になりがちな日本人のため

その名残を未だ引きずり続けており、就職してただがむしゃらに働くことだけ

が正しいと盲信的になり、それ以外の方法が考え出せず、クビになったら終わりと

脅しをかけられ国の政策にただ従って従属的になってしまう事。

それ以外は憂さ晴らしのために自らの楽しみだけを追求してしまう事しかできなくなる。

日本では新しい事をやろうと挑戦する人や国家や政治などに関心があり、

国を変えようと志を持って動こうとする意識の高い人が冷やかされたり、

異端扱いされたりするのはこの影響によるものだと思います。

 

不満を感じるのなら現状から飛び出せ!

 

今回は実際に日本の歴史の中で起こった事実について自分が知っている範囲で

ブログに書いてみました。

もちろん今回僕が言った事が全て正しいわけではなく、自分自身のやりたい事、

人生を充実させる目的が就職する事でも可能であるならば、今後給料の足りなくなる分は

副業や共働きなどして補っていけば全く変える必要性はないと思います!

しかし、「他に生きる道がなく就職しかありません、だから仕方なく就職します」

「ただ他に生きるあてもなくズルズルと会社に依存するだけしかありません」と盲信的

になるのは時代遅れの感覚というのか….ちょっと違うのではないでしょうか?

と言うより、どう考えても自分自身が多数派の考え方や性質ではないのに

みんなと同じにしなければいけないのは辛くないですか?

もし今までの生き方に迷われていたり、違和感を感じているのであれば、

もう一度働き方や生き方、それまでの社会の常識を見直してみるのも一つの手では

ないでしょうか?

今まで知らなかった事実が浮かび上がってくるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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