カラオケやライブ、文化祭など何かしら歌に触れたり歌ったりする機会はあるかと思います。
しかし、歌が下手なあまり笑われてしまう、歌っても微妙な反応になってしまう
思うような自分の歌を聴かせることができないなど困った場面はあるんじゃないでしょうか?
ここでは歌が下手になる原因や、その改善方法について解説をしたいと思います。
歌が上手くなって、聴いてる人をアッと言わせましょう!

歌が下手な人の7つの特徴

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ここでは、歌が下手になってしまう7つの特徴について解説をいたします。
歌が下手に聴こえてしまう原因は、下記のいずれかに当てはまる場合が
ほとんどなので、思い当たる節などがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
1. 音程が掴めていない
まず大前提として、音程がぶれてしまっていると、歌が不安定に聞こえてしまいます。
音程を正確に取るためには、音の高さを判断する音感を鍛えることが重要です。
ただ、なんとなく音程をなぞってしまったり、覚えてしまう人も多いですが、
この場合では音程自体を正しく掴むことが難しくなってしまいます。
音感を養うためには、ピアノやチューナーを使って
音を確認しながら確実に練習することが効果的です。
また、音程を意識して歌うことで、自然と音程が安定させられるようになります。
2. リズム感がない
リズム感は全ての音楽にとって基本となるものですが、リズム感がないと
歌が棒読みになって単調に感じたり、遅くなったり速くなったりして
不安定さを感じてしまい、ノリ自体が生まれなくなる要因となります。
リズム感を養うためには、メトロノームなどを使って
正しいリズムに合わせる練習することが主に効果的です。
また、曲を聴きながら歌うことで、リズムを体で感じることができるようになり
リズム感を意識して歌うことが可能となるので、歌にメリハリが生まれます。
3. 抑揚などの表現が乏しい
抑揚もカラオケなどの採点などで、最も大きい加点の要素の1つでもあり
ライブやコンサートなどでも、曲を表現することにおいても重要なものとなります。
抑揚がないと、歌が棒読みのような感じになってしまい。感情的に伝わりにくくなります。
表現力を高めるためには、歌詞の意味を理解し、その場面に合った
感情やニュアンス、声質などで歌うことがとても大切です。
また、声の強弱やテンポを変えることで、歌に表情をつけることができます。
特に声が小さくなる場合は、余計に下手に聴こえてしまう場合があり注意が必要です。
4. 滑舌が悪い
歌において歌詞を伝えることはとても大事で、特にライブやストリートなどの活動をする場合
滑舌が悪いと、歌詞が聴き取りにくくなり、何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。
滑舌を良くしていくには、口や舌の体操や発声練習などを行うことで改善が可能です。
また、子音を立てたり、母音を強調するなどして、歌詞をしっかりと発音することで
何を言っているか聴き取りやすくなり、聴き手に曲の内容が伝わりやすくなります。
5. 緊張しすぎで歌えなくなる
カラオケやライブ、コンサートなどみんなの前で歌ったりすると、緊張するのはほぼ確実です。
緊張すると、声が震えたり、息が続かなかったり、歌詞が飛んでしまうなど
ほとんどの場合は、普段の調子と変わるので、注意が必要となります。
緊張を和らげるためには、深呼吸やリラックスするのはおすすめの方法です。
また、練習や本番を重ねることで自信を持つことができ、緊張を軽減することが可能です。
6. 自分の能力に合った歌を歌っていない
曲には相性や難易度などがあり、上手く歌えない曲は大体どんな人でもあるものです。
なので、自分の声域や技術に合わない曲を選ぶと歌が難しくなり、上手く歌えなくなります。
自分に合った曲を選ぶことはとても重要で、特にプロなどの歌の上級者に近づくほど
自分の合っている曲や歌いやすい曲を把握しており、安定感を持たせるようにしております。
自分に合った曲をしっかり選ぶことで歌いやすくなったり、上達しやすくなります。
また、無理に高い声を出そうとせず、自分の声域に合ったキーで歌うことも大切な要素です。
7. 曲自体をしっかり覚えていない
曲を覚えることをなあなあにしている人も多いですが、曲をしっかり覚えていないと
途中で歌詞を忘れたり、メロディーを間違えたりする要因となります。
曲をしっかり覚えるには、歌詞カードを見ながら繰り返し練習したり
何回も繰り返し口ずさんだり聴いたりするなど、繰り返して確実に覚えることが重要です。
また、歌詞の意味を理解することで、記憶に定着しやすくすることも可能です。
これらの特徴を改善することにより、歌唱力を確実に向上させることができるので
ひたすら正しいアプローチで練習を重ねて、自分の歌声に自信を持たせましょう

自分の原因をよく理解することが、上達の第一歩です!

歌が下手な人のための6つの改善方法
歌が下手になる原因については分かってもらえたでしょうか?
ここでは、下手になる原因が分かった上での改善方法を解説いたしたいと思います。
どの曲をやる上でも、役に立つかと思うのでこれらの方法を、ぜひやってみてください。
1. 曲を暗記するまで聴き込もう
歌が苦手な人の場合は、まず曲を「完全に覚える」ことが最優先事項です。
歌詞はもちろん、メロディーやリズム、歌い出しのタイミングまで
体に染み込むまで繰り返し聴きたりして、徹底的に覚えましょう。
頭で覚えるだけでなく、何をしていても自然と口ずさめるくらい繰り返すのがコツです。
覚えていれば余計な緊張が減り、音程やリズム、発声にも意識を向けやすくなります。
完全に覚えることができていないからこそ、歌が苦手になるとも言えるので
通勤中や入浴中など、スキマ時間を活用して効率的に覚えられるようにしましょう。
2. 歌やカラオケの基本技法をマスターする
歌が上手くなるには、ただ闇雲に歌うだけではなく、基本的な技法の習得も重要な要素です。
カラオケの加点要素にもなっている、ビブラートやしゃくり、こぶしなどのテクニックは
表現力を豊かにし、曲に表情をつけることができるので、聴いている人を惹きつけます。
最初は難しく感じると思いますが、YouTubeやカラオケアプリなどでも練習が可能です。
一気に無理やり取り入れようとせず、1つ1つ確実に習得をしていくのが上達の近道です。
3. リズムを体で感じて歌う
歌の上手さは音程だけでなく、リズム感にも大きく左右されてしまうもので
リズムに乗れていないと、どんなに良い声でも不自然に聴こえてしまいます。
歌うときは、体を軽く揺らしたり、足でリズムを取ったりしてもいいので
音楽が流れている時には、常にリズムを感じながら歌うようにすることが重要です。
特にアップテンポな曲では、常にビートを感じることで自然とノリが出て
聴いている方も、曲に乗ることができるので楽しくなります。
4. たっぷりと息を使い、大きく声を出す
歌を上手く聴かせるには抑揚が大きくとれることもとても大事な要素です。
歌い手の声量が小さかったり、途中で息が続かなかったりすると
自信のなさが伝わってしまい、聴く人に大丈夫かなと不安を与えます。
歌うときは、腹式呼吸を意識してたっぷりと息を使い、思いきって大きな声を出しましょう。
この場合は発声練習から始め、徐々に長く息を保てるようにすることで
歌に安定感が生まれ、大きな声が出せるのは、それだけでも説得力を持ちます。
5. 自分の声に合った曲を選ぶ
自分の声にも相性や現時点でどのくらい高いキーが出せるのか
またはどのくらい早口できるかなど、人によって得意なものやレベルに違いがあります。
なので、無理に高いキーの曲や早口な曲など自分の難易度よりも難しいものを選ぶと
うまく歌えずに不安定になってしまって、力を発揮できないので逆効果です。
まずは自分の声域やテンポの得意・不得意を把握し、それに合った曲を選ぶことが肝心です。
キーが高すぎて歌えない場合でも、カラオケではキーを調整する機能もあるので
自分が一番気持ちよく歌える高さに合わせるのもポイントとなります。
あらかじめ得意な曲を何曲か持っておくと、自信を持って歌えるようになるのでおすすめです。
6. 継続して練習することが最大の近道
最終的に歌が上手くなるには、やはり「コツコツ続けること」が一番のポイントです。
歌というのは才能ではなく、どのくらい継続してやっているかで決まりますので
最初は思うように歌えなくても、練習を重ねるごとに確実に歌は上達します。
週に一度のカラオケ練習や、毎日の小さな発声練習など、無理のない範囲でもいいので
継続して自分の成長を感じることができれば、歌うことがもっと楽しくなります。
楽しく歌えるようになって、みんなをアッと言わせるくらいに上手くなってしまいましょう。

何事もコツコツ継続することが、上達への近道です!

個人的に思うおすすめの4つの練習方法
ここでは、僕自身が実践している練習方法について解説をいたします。
もし取り入れられそうな練習方法があればぜひ実践をしてみてください!
曲を口ずさみながら何回も聴く
こちらは音程がわかる人向けの練習方法ですが、携帯でもパソコンでも
なんでもいいので音源を流せるものを用意してください。
上記でも、口ずさめるくらいに聴き込むと書きましたが、こちらはより細かい方法です。
やり方は以下の方法となります。
- 1フレーズごとに細かいセクションに分けて、まとまりを作ってください
- 1まとまりができたら音源に合わせて一緒に歌って覚えるまで繰り返してください
- 音程があっているかどうかわからない場合は、録音をしてズレを確認してください
- 合っていない場合は、合うようになるまでひたすら繰り返し練習をしてください
細かく区切って練習することが重要なので、細かい部分までしっかり覚えてから
全体を通す練習をしてみてください、ただ全体をダラダラ流して練習しないようにしましょう。
ピアノの鍵盤を使って音を確認する
こちらはアプリでも電子鍵盤でも、ピアノの鍵盤さえあればできる方法です。
特にピアノを弾いたことがある人にはおすすめの方法となっております。
やり方はまずは音を出して、それに合わせながら正確な音程を覚える方法です。
注意点としては、出した音と違う音を歌ったり、違う音を弾くと音がわからなくなります。
なので、出したい音を確実にピアノで弾くようにしましょう。
できない場合は「〇〇←自分のやりたい曲 ピアノ」と調べれば
鍵盤での音取りも可能なので、ぜひやってみてください。
曲をパーツごとに分解し、ゆっくりな練習をする
基本的に歌が苦手な人ほど、全体をダラダラ通して練習をすることが多くいらっしゃいます。
なので、確実に曲を安定して覚えるには、細かい部分までしっかり覚えることが重要です。
主に以下のことを意識することが大切となります。
- 細かいセクションに分けて、その部分を集中して覚える
- 途中からでも音がしっかり取れるようになるまで覚える
- 音源に頼らずにアカペラでも音をしっかり取れるようにする
こうすることで、音程のみならずリズムや発声も安定して歌うことができるようになります。
細かい部分まで徹底的に覚えるくらいまで、やり込むことが大切です。
カラオケアプリを使ったり、録音をして自分の声を確認する
最後はカラオケアプリを使ったり、録音をして自分の声を確認する方法です。
歌が上達する人は常に自分の声の状態を把握しておくことを欠かしません。
なので、自分がちゃんと音が合っているのか、いい発声をしているのかなど
客観的に自分の声を把握することがとても大事なこととなります。
自分がどこが悪いのかをしっかり判断して、そこを修正していくようにしましょう。

かなり頭を使うかもしれませんが、着実に成長できる方法です!
まとめ
ここまで歌が下手な人の特徴とその改善方法について解説をしていきました。
歌が上達する方法には、大体の場合は即効性はなく、コツコツ継続することで
少しずつ積み上げるようにして、上達をしていくような性質のものです。
コツコツ継続をすることは、意志がいることですが、続けることで歌は確実に上達します。
諦めずにしっかり継続をして、みんなをアッと言わせるくらいに上手くなってしまいましょう。

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